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2019年08月26日

【知 識】ドレミングと東京海上日動火災保険 中小企業向けサービス開発で業務提携


ドレミングと東京海上日動火災保険は中小企業の福利厚生制度の拡充につながる新たなサービスの開発・提供に向けて、業務提携契約を締結した。

中小企業の経営課題として「人手不足」「生産性向上」を挙げる企業数の割合がここ数年で増加の一途をたどっている(※)。また、少子高齢化が進み、働き方が多様化していくうえで、今後もその傾向は強くなっていくと考えられている。

こうした中、ドレミングが提供する勤怠連動型給与自動計算システム「Doreming」は、勤怠管理から給与計算、モバイルによるリアルタイム給与決済までワンストップでサービスを提供する新たなプラットフォームであり、中小企業の「生産性向上」「福利厚生の充実」に寄与している。ドレミングと東京海上日動火災保険は「Doreming」上で保険加入の仕組みを構築し、中小企業の福利厚生をより充実させ、「皆が長く安心して働ける社会の実現」を目指していくことに合意した。

業務提携契約を通じて、ドレミングが持つデータを活用し、「Doreming」のアプリ上で簡易に保険加入できるビジネスモデルを共同開発する。

第一弾として、「Doreming」の利用企業に対して、ケガや病気で従業員が就業不能となった際に補償を受けられる「所得補償保険」と緊急医療相談などを電話で受けられる「メディカルアシストサービス」を簡単に利用することが出来る仕組みの構築を検討する。

これによりドレミングが保有する企業情報、従業員情報と連携することで保険加入時の手間を削減し、「Doreming」のユーザー企業とその従業員が、東京海上日動の所得補償保険にアプリ上でシームレスに保険加入できる。また、実際に保険事故が発生した場合に、ドレミングが持つ勤怠データと連携することで保険金支払い事務の効率化を実現する。

両社はサービスを拡充させ、中小企業従業員に対する付加価値向上、万が一の際の従業員への補償・サービスをシームレスに提供していくことで、「皆が長く安心して働ける社会の実現」を目指す。今後は第一弾サービスに加え、両社の保有するデータを掛け合わせることにより、従業員がより安心して働くことが出来るような新たな商品やサービス開発を検討していく。

※ 中小企業庁「2018年度版 中小企業白書」より抜粋

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 知識