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2019年07月24日

【物 流】JR貨物 2019年度第1−四半期 輸送動向


JR貨物は2019年度第1−四半期の輸送動向を発表した。

コンテナの輸送実績はエコ関連物資が関東地区内での建設発生土輸送が順調に推移し143千トン(前年比124.5%)と前年を上回った。

一方、清涼飲料水の九州地区向けが低調に推移した食料工芸品が913千トン(同比93.2%)、国内需要減少に伴い紙・パルプが635千トン(同比93.9%)と減送した。

また、米中貿易摩擦の影響により中国向けの輸出に関連する輸送を中心に化学工業品が479千トン(同比93.0%)、化学薬品が337千トン(同比93.1%)とそれぞれ輸送量が減少。東北・新潟・北陸各県から民間流通米の輸送減および北海道産の前年度産の在庫薄となった農産品・青果物が342千トン(同比94.0%)と前年を下回った。

さらに長期連休となったゴールデンウィークによる稼働日減も重なり、コンテナ全体で5,181千トン(同比95.8%)と減少した。

車扱の輸送実績は4月の気温が低く推移したことに伴い灯油の需要が増加したことにより、石油が1,285千トン(同比103.8%)と好調な荷動きとなったこともあり、車扱全体で1,888千トン(同比101.5%)と増加した。

なお、コンテナ・車扱の実績合計は、7,069千トン(同比97.2%)であった。

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投稿者:gotsuat 09:45| 物流事業者