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2019年07月26日

【アジア】電通 印・ウガム社買収 データアナリティクス領域のオフショアサービス強化

電通は海外本社である電通イージス・ネットワークを通じてインドのデータ分析会社 Ugam Solutions(以下 ウガム社)の株式87%を取得することと今後完全子会社化するオプションを有することについてウガム社の株主と合意した。

ウガム社は2000年にインドで設立されて以来、調査分析、小売分析、顧客のIT導入支援、Eコマースのコンテンツ最適化等に強みを持つ、有力なデータ分析会社として成長を遂げてきた。現在では米国、オーストラリアにも拠点を構え、約1,800名の従業員が米国等のグローバル企業に対して、データアナリティクス領域におけるオフショアサービスをインドから提供している。その顧客企業はB2B企業からB2C企業まで幅広く、フォーチュン500社のうち75超の企業と長期的なビジネス関係を築いている。

買収により電通は、グループのデータマーケティング会社・マークルの事業規模の拡大と、オフショアの分析サービス機能を強化する。今後電通はウガム社のブランド呼称を「Ugam,a Merkle Company」(ウガム・ア・マークル・カンパニー)へと改称し、マークルに新たなデータ分析能力を付加することで、より競争力の高いデータマーケティングサービスを提供する。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:30| アジア