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2019年07月23日

【物 流】JR貨物 2019年6月輸送動向


JR貨物は、2019年6月輸送動向を発表した。

同月はG20サミット開催に伴う大規模な交通規制が行われた影響もあり、コンテナ全体で1,693千トン、前年比96.4%となった。

コンテナは、エコ関連物資が関東地区の建設発生土輸送が順調に推移し、49千トン(前年比121.7%)と前年を上回った。

一方で、食料工業品は東海・関西地区発九州地区向けの飲料水の低調が影響し307千トン(前年比94.7%)と前年を下回り、化学工業品と化学薬品は米中貿易摩擦の影響で中国向けの輸出関連を中心に大幅に減ったことにより、化学工業品156千トン(前年比92.2%)、化学薬品111千トン(前年比91.3%)と前年を下回る結果となっている。
その他では、積合せ貨物233千トン(前年比97.4%)、農産品・青果物94千トン(95.1%)などと減少が見られた。

車扱では、石油が梅雨時期の降水量増および気温低下に伴ってガソリンの需要が落ち込んだため、386千トン(前年比99.0%)と前年を下回った。一方で、セメント・石灰石は、セメントが定期修繕期間終了後、好調な発送となったため、120千トン(前年比116.2%)と前年を上回り、その結果、車扱全体では、627千トン(前年比103.6%)となった。

コンテナ・車扱の合計では、2,321千トン(前年比98.3%)となった。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 物流事業者