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2019年07月16日

【物 流】佐川急便 スマート納品導入顧客向けに荷受け作業効率化サービスの運用開始


佐川急便はスマート納品導入顧客向けに荷受作業の効率化を実施するサービスとして、「一括受領サービス」の本格運用を開始した。

一括受領サービスは、スマート納品導入と配送情報サービスの双方を利用している顧客に対し、システム上入荷が確認されている荷物をウェブ上で一括受領作業できる。これにより、押印作業に費やす時間の大幅削減や送り状のペーパーレス化といった効果を見込む。

佐川急便は2014年からEC事業者やショッピングモールなどの入荷作業の効率化を実現するスマート納品を開始し、入荷作業が大幅に効率化され、出荷までの作業にかかるリードタイムを短縮するなどの効果を上げている。一方で入荷時必ず受領印対応が必要となり、この対応に要する時間に負担を感じる声も寄せられており、一括受領サービスの展開により課題解消を図る。

一括受領サービスの本格導入を前にリネットジャパンで2ヵ月間のトライアル運用を実施したところ、荷受業務が平均15%短縮した。これにより作業時間の短縮や過去の入荷履歴の閲覧など、入荷作業のさらなる効率化にも繋がったとの評価を得たことにより今回の本格導入へと至った。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 物流事業者