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2019年07月08日

【アジア】三菱電機 ラオス昇降機事業会社設立

三菱電機は経済成長が見込まれるメコン地域における昇降機事業強化の一環として、子会社の三菱エレベーター(タイ 以下、MET社)が出資し、メルコ・エレベーター・ラオス(以下、MLAO社)を設立し、2019年7月1日に営業開始した。新会社により販売の強化を図るとともに、高品質な保守サービスを提供する。

ラオスのGDP成長率はここ数年7%前後で推移しており、昇降機市場としても今後の成長が期待できる。ラオスの2018年度の昇降機需要は年間約180台だが、2023年度には年間約290台まで拡大すると同社は見込んでいる。

三菱電機とMET社は、これまで現地代理店 スワニー・ホーム・センター・パブリック・カンパニー(以下、SVN社)を通じて2013年からラオスで昇降機事業を展開しており、高級ホテルやオフィスなどのプレミアム市場を中心に約30%のシェアを維持し、マーケットリーダーの地位を確立している。今回、タイで多くの実績を持つMET社が出資して新会社を設立し、SVN社の昇降機部門を買収し、新会社に統合した。MET社から新会社へ据付・保守部門を支援・指導することで、従来以上に安全・安心な昇降機をラオス国内で提供する。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:30| アジア