2019年06月20日
【流 通】古河電気工業 遮炎・断熱性能を有した高機能耐火フォームを発売
古河電気工業はフォーム製品の新たなラインナップとして、火災による延焼被害防止製品への適用に向く「熱膨張により高い遮炎・断熱性能」を発揮するフォーム材料を開発した。
フネンエースは金属屋根の裏貼り結露防止断熱材として優れた特長を備えており、改正建築基準法の不燃材認定（金属板との複合品）および屋根耐火30分構造に適合している。フネンエースは燃焼時に炎を出さず、自己消火性を有した高難燃断熱材だが、さらに耐火機能の高いフォーム材料への需要に応えるため、単体でも火災の延焼防止材などに使用できる製品の開発を進めてきた。また、建設業においては就業者数の減少、高齢化に伴い、簡単確実に施工できる耐火材料が求められており、施工面にも配慮して工夫を施してきた。
以上の結果、隙間を埋める機能を飛躍的に高めたことにより延焼防止に効果を発揮するとともに、簡単確実な施工(スキルフリー施工)を実現する製品「高機能耐火フォーム」の開発に成功した。フネンエースは、火災時などの熱により最大約2倍に膨張し、燃焼時、炭化層を形成するため、遮炎性及び断熱性を有するが、燃焼後も型崩れせずに、形状を保持する。従来のフォーム材料と同様に、柔軟性に優れるので、現場で、簡単・自由に加工ができる。
※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者：gotsuat 09:40| 流通
