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2019年06月19日

【流 通】村田製作所 1on1ミーティングのコミュニケーション状態を見える化


村田製作所は、これまで人間が感覚的に認知してきた関係性の情報などを分析するセンシングデータプラットフォーム「NAONA」を活用し、1on1 ミーティングでのコミュニケーション状態を見える化する「NAONA×Meeting」を販売した。

企業で導入が進む「1on1ミーティング」は、組織力の向上を目指し、部下のために上司が行う人材育成の手法として注目されている。しかし、「上司が話しすぎてしまう」「会話が実際に部下に役立っているのか実感がない」など、コミュニケーションの状況が分からないため、運用する上で多数の課題が存在する。村田製作所の「NAONA×Meeting」はこうした目に見えないコミュニケーション状態を明らかにし、上司に部下とのコミュニケーションを改善するきっかけを提供することで、より良い職場環境の実現に貢献する。

「NAONA×Meeting」は、360°マイクを搭載したコミュニケーションセンサにより、設置空間の会話から抽出されるコミュニケーション情報(発言の量・長さ・テンポ)を見える化し、1on1 ミーティングにおける上司と部下の関係性、会話量などを客観的なデータとして確認できる。これにより、感覚的に把握していたミーティング内容を正確に理解することにつながり、より効果的なコミュニケーションを実現する。

村田製作所は今後もセンシングデータプラットフォーム「NAONA」の開発を進め、センサデバイスのラインアップや取得情報の充実に向けて取り組む。「NAONAxMeeting」のような1on1 ミーティングだけでなく、面接や日常的な会話での利用など、さまざまなユースケースでの人と人、人とモノのセンシングに取り組み、より良い関係性の実現を目指す。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 流通