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2019年05月30日

【知 識】東急主要駅でデータを活用して交通広告の新しい価値を生み出すための実証実験


東急エージェンシー、ソフトバンク、シナラシステムズジャパン、マイクロアドデジタルサイネージとLegolissは、交通広告の新しい価値を生み出すために、Wi-Fiアクセスポイントなどのデータを活用する実証実験を2019年5月下旬から実施する。

実証実験の開始に先立ち、統計的な処理によって十分に匿名化を施した「ソフトバンクWi-Fiスポット」のデータなどを活用し、東急線の主要駅に設置されている8カ所のデジタルサイネージの広告視認可能者数を推定して、各広告の価値を算出している。

これにより、広告出稿を検討している広告主に対して、広告視認可能者数を予測するためのデータを提供することで、広告の到達数を基にしたプランニングが可能になる。また、従来の商品設定とは異なる、放映時間を分割した放映時間帯指定枠での広告販売を実施して、その枠を購入した広告主に、掲出期間中の広告視認推定者数や推定属性などのデータのリポート提供も行う。広告主は今後の交通広告の出稿を検討するための参考データとして活用できる。

実証実験では、これまでの交通広告が抱えてきた広告接触および視認状況の可視化といった課題の解決を目指すとともに、今後はデジタルサイネージと連動したスマートフォンへの広告配信をオプションとして用意するなど、交通広告マーケティングのさらなる発展に寄与するためのさまざまな施策を検討する。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 知識