<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2019年06月03日

【アジア】KDDIと住友商事 ミャンマーでモバイルゲーム市場に参入

KDDIと住友商事は合弁会社を通じてミャンマーでモバイルゲームパブリッシング事業を共同運営する。

両社の合弁会社は日本をはじめ各国のモバイルゲームを収集し、ミャンマー向けにローカライズしたうえで、ミャンマー現地で配信するほか、イベントを通じたプロモーション活動を推進する。

人口約5,300万人(※1)のミャンマーでは携帯電話の普及率が100%を超えており、その7割以上はスマートフォンを利用している(※2)。携帯電話市場の進展に伴い、モバイルゲーム市場は今後、年平均成長率(CAGR) 52%(※3)で成長が見込まれる分野で提供する各ゲームタイトル100万ダウンロード超を目指す。

今回のゲーム事業参入にあわせて、KDDIはシンガポールを拠点にアジア圏においてゲームの調達、開発、運用、およびマーケティングに優れた知見を有するモバイルゲーム事業者のGO GAMEと戦略的パートナーシップを構築し、KDDIのスマートフォンアプリの経験、知見と併せ、相乗効果を図る。住友商事はアニメ等コンテンツの海外事業展開に注力しており、その一環として2018年には北米を中心としたモバイルゲーム販売事業への取り組みを開始した。これまで得た知見を活かし、ミャンマー市場に即したモバイルゲーム事業のマーケティング戦略の立案や実行を担う。

KDDIと住友商事はミャンマー国営郵便・電気通信事業体MPT(Myanma Posts and Telecommunications)と共同で通信事業を展開している。モバイルゲームパブリッシング事業では、当該通信事業の顧客基盤とKDDIと住友商事のモバイルゲーム事業に関する知見や経験を融合させ、より良いシナジーを創出する。

※1 2018年時点。IMF統計。
※2 2018年時点。GSMA統計。
※3 2017年時点。KDDI・住友商事調査結果

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:30| アジア