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2019年05月22日

【環 境】日本郵船 日本初、SOx規制適合燃料油に対応した添加剤を開発


日本郵船と同社グループの日本油化工業は、硫黄分濃度規制(SOx規制)に適合する舶用燃料油(適合燃料油)に対応した新型添加剤「ユニック800VLS」を共同開発した。適合燃料油向けの添加剤としては日本初であり、適合燃料油特有の性質により起こり得る事故を未然に防止し、安全運航に寄与する。

2020年1月1日から全世界的に強化されるSOx規制に対応する方策の一つとして適合燃料油(硫黄分0.5%以下の燃料油)の使用があるが、従来の燃料油(硫黄分3.5%以下の重油)と製造方法が異なることからさまざまな性質の燃料油が供給されると言われている。そのため、日本郵船と日本油化工業はいち早く適合燃料油の調査を開始し、エンジントラブル等につながる可能性のある燃料油に対して効果を発揮する添加剤を開発した。

今回開発した「ユニック800VLS」は、適合燃料油に含まれる特有の成分(アスファルテン、ワックス)を効率よく分散して固形化を抑制する効果がある。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:50| 環境負荷低減【内容】