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2019年05月10日

【物 流】東芝デジタルソリューションズ 輸送器材の追跡・所在管理サービスを提供


東芝デジタルソリューションズは2019年4月25日より、東芝のIoT「SPINEX」の物流向けIoTプラットフォームに基づく物流IoTソリューション「LADOCsuite」の第一弾として、輸送器材の追跡・所在管理サービス「LADOCsuite/LogiTrace」の提供を開始する。

労働力不足が続く物流現場において、輸配送業務に関わるステークホルダー(荷主、倉庫会社、運送会社など)間での情報共有による物流プロセスの効率化、全体最適化への期待が高まっている。また、輸送コストの高騰を背景に、これまで必要経費と捉えられていた輸送器材の紛失や在庫不足による追加購入コストの削減が課題となっている。

「LADOCsuite/LogiTrace」は、荷物や輸送器材に貼付した個体識別情報(RFID(radio frequency identifier)の技術によりデータの書込みと読み出しが可能なタグなど)を利用し、移動情報の自動読み取り、データフィルタリング(クラウドに送信するデータを選択し通信費用を抑制)、セキュリティ通信、蓄積データの見える化を行う。物流拠点で輸送器材の受払管理(輸送器材の出荷と返却を把握する事で保有している輸送器材を管理)を行うことにより、輸送器材の紛失や拠点間の偏在を抑制し購入コストを削減することが可能となる。また、利用者向けの個別アプリケーション開発サービスも用意し、蓄積された輸送器材の配送先情報を活用した誤積込防止などのニーズにも対応する。

今後東芝デジタルソリューションズは、管理するターゲットの拡張、輸送中のトレース情報の収集機能の追加を予定しており、物流に携わるお客さまのさまざまな課題の解決とデジタルトランスフォーメーションの加速に貢献する。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| IT関連