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2019年04月23日

【物 流】オリックス 自社物流施設のテナント向けロボット無償レンタルに2機種追加


オリックスとオリックス・レンテックは、オリックスが開発する物流施設のテナントに向けに無償でレンタル提供している物流ロボットのラインナップに新たに2機種追加した。

今回追加されたのは、HIKVISION社製の自動搬送ロボット「Latent Mobile Robot(レイテント・モバイル・ロボット)」と、ZMP社製の台車型物流支援ロボット「CarriRo (キャリロ)AD(自律移動モデル)」で、この2機種を加えた10機種で用途に応じてロボットを選択し、6ヶ月間無償で利用できる。2機種を追加することで要望の多かった「パッレットや陳列ごとに移動させる」「多くのカーゴを一度に運ぶ」というニーズに応えた。

今回追加した自動搬送ロボット「Latent Mobile Robot」は、専用の陳列棚のQRコードを読み取り、下から棚ごと持ち上げて適切な場所まで搬送することが可能なため、作業員の負担軽減や作業時間の短縮など、生産性の向上が期待できる。また、運用中の倉庫管理システムとHIKVISION社のロボット運行管理システムを連携構築させることで、倉庫内の状況をリアルタイムにロボットに連携することができ、より効率的なロボットの活用が可能。

また、物流支援ロボット「CarriRo AD」は、発信機に反応して作業者や別のCarriRoを自動追従する「カルガモモード」に加え、ルート上にシールを貼って走行ルートを決めることで必要なルートを設定できる「自律移動モード」が搭載されている。また、フックを引っかけて荷物のけん引を行うため、既存の設備のまま導入することができる。

オリックスとオリックス・レンテックは、最先端の物流施設開発に加えて、各テナントニーズに合ったロボット活用の提案や、導入効果シミュレーションとシステム構築までサポートすることで、物流事業への新たな付加価値を創出していく。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| IT関連