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2019年04月25日

【アジア】日野マレーシア販売とマレーシアヤマト運輸 新安全運転研修プログラム提供

日野自動車傘下の日野モータース セールス マレーシア(以下 日野マレーシア販売)とヤマトホールディングス傘下のマレーシアヤマト運輸(以下:YTM)は、人々が安心安全に生活できる車社会の実現に向け、両社が持つ安全に関する経験や機能を活用した、トラック・バスドライバー向けの新たな安全運転研修プログラムを日野マレーシア販売の試乗・講習施設「日野トータルサポート カスタマーセンター」での提供を開始した。

マレーシアは人口約3,000万人を超え、年間経済成長率も5%前後で堅調に推移している。その一方で、2017年には交通事故が約53万件(※)発生しており、官民が連携して早急に対応していくべき社会的課題として認識されている。

日野マレーシア販売は1977年に設立し、マレーシアで最適なトラック・バスの提供と「トータルサポート」を推進してきた。その一環として、2015年に「日野トータルサポート カスタマーセンター」を新設し、これまで年間約3,000名のトラック・バスドライバーに対し、安全運転・省燃費運転講習を提供している。日本で培ったノウハウの活用と経験豊富なインストラクターによる実践的なトレーニングを通じて、車両の稼働時間の最大化およびライフサイクルコストの最小化に貢献すべく取り組んでいる。安全運転講習は、顧客の関心も高く、マレーシアの輸送事業者向けに最適化したプログラムを実施している。

YTMは1988年にフォワーディングと海外引越事業を中心に事業を開始し、2011年には、小口配送サービス「TA-Q-BIN」を開始した。その中で特に安全については、日本で長年培ってきた経験を活かし、ドライバーなどの教育に加え、安全指導スキルの向上を目指し、現地人材の安全指導者の育成も進めてきた。両社が日本とマレーシアで培った経験を活かし、マレーシアにおける安心安全な車社会の実現に貢献するため、物流における安全な運行に向けた取り組みを開始した。

※ マレーシア運輸省「TRANSPORT STATISTICS MALAYSIA 2017」より

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:30| アジア