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2019年04月16日

【環 境】川崎重工業 LPG焚き二元燃料機関ME−LGIPエンジンを初受注


川崎重工業は、Kumiai Navigation (Pte) Ltd(シンガポール)の大型LPG運搬船向けに、舶用電子制御式液化石油ガスインジェクションディーゼル機関(ME−LGIPエンジン)「川崎−MAN B&W 7S60ME−C10.5−LGIP」を国内舶用主機メーカーとして初めて受注した。

「川崎−MAN B&W 7S60ME−C10.5−LGIP」は神戸工場で製造し、2020年9月には同じく同社が建造するLPG運搬船に坂出工場で搭載する予定になっている。同エンジンは、重油と液化石油ガス(LPG)の双方に対応する2元燃料エンジンで、また、燃料消費率の低減とNOx3次規制対応を同時に達成する「K−ECOS Lite」を搭載しており、LPG燃料使用時に、従来型の重油焚2サイクルディーゼル機関と比べて、硫黄酸化物(SOx)の排出量を90%以上削減するだけでなく、二酸化炭素(CO2)の排出量も大きく抑えることが可能となる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:25| 企業の取り組み【機関】