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2019年04月03日

【流 通】NEXCO中日本 人力で脱着可能な中央分離帯開口部用ガードレール開発


NEXCO中日本は交通事故などの緊急時に速やかに中央分離帯を開けて滞留車両を流出させることができる中央分離帯開口部用ガードレール「レーンオープナー」を神鋼建材工業と共同で開発した。

交通事故の事故処理や復旧作業などに時間を要し、長時間におよぶ通行止めが発生した場合には、事故現場より後方の車両が滞留する。このような場合には、速やかな滞留車両の流出が求められるが、後進での車両誘導は逆走となり、流出までに時間を要することから、事故現場の状況に応じて反対車線を活用して滞留車両の流出をおこなう場合がある。

反対車線を活用するためには、中央分離帯に一定間隔で設置されている開口部のガードレールを一時的に取り外す必要がある。しかし、これまでの中央分離帯開口部に設置されている脱着式ガードレールは、取り外しにクレーンや工具が必要なため、準備や現場作業に長時間を要していた。このため、クレーンや工具を使用せずに作業ができ、短時間で簡易に脱着できる中央分離帯開口部用ガードレールの開発が望まれていた。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 流通