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2019年04月03日

【環 境】東芝エネルギーシステムズと川崎重工業 中型蒸気タービンの供給で協業


東芝エネルギーシステムズと川崎重工業は、事業用火力発電や産業用自家発電所向け中型蒸気タービンの供給について協業する。

世界的な再生可能エネルギーの導入拡大の流れを受け、火力発電向け蒸気タービン市場の主流は、大容量帯から300MW級以下の中小容量帯へのシフトが進んでいる。また、従来中小容量向け蒸気タービンに求められていたコスト競争力や事業用、産業用といった様々な用途への適応性に加え、蒸気条件の向上や再熱サイクル化などによる高効率化、電力供給の調整力向上のニーズも高まっている。

このような背景を受けて、両社は、東芝エネルギーシステムズが有する事業用火力発電所向けタービンの製造で培ってきた材料技術や信頼性技術と、川崎重工業が有する船舶用や自家発電用蒸気タービンの製造で培ってきた多様な仕様や柔軟な運用に応えるコンパクトな高速タービン技術やパッケージ化技術を組み合わせた蒸気タービンを共同で開発する検討を進めてきた。両社は高効率かつコスト競争力のある100〜200MW級の中型蒸気タービンについて、両社のサプライチェーンを相互に有効活用して製造・販売する。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:25| 企業の取り組み【機関】