<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2019年04月01日

【アジア】住商・日本信号・きんでん ヤンゴン環状鉄道改修事業 鉄道信号システム等受注

住友商事、日本信号ときんでんはミャンマー国鉄からヤンゴン環状鉄道改修事業のうち、鉄道信号システム・信号用電力供給設備一式の改修事業を受注した。

人口約500万人を抱えるミャンマー最大の商業都市・ヤンゴン市には、市内を総延長約46キロメートル(全38駅)のヤンゴン環状鉄道が営業しているが、施設や機材、車両の老朽化が進み列車運行速度の低下や遅延、脱線事故が頻発している。現在は1周に約3時間を要しており、輸送サービス機能の向上が喫緊の課題となっている。

今回受注した事業は、国際協力機構とミャンマーとの有償資金協力に基づき計画された日本国政府開発援助事業で、ヤンゴン環状鉄道のうち、無償資金協力によって整備された2キロメートル区間を除く、44キロメートル区間の信号システムと信号用電力供給設備の改修工事を行う。既存路線の老朽化した設備を改修することで、ミャンマーの鉄道の安全性と運行速度向上に寄与し、都市部における深刻な交通渋滞の軽減に貢献する。2019年4月以降に着工、2022年5月の完工を予定している。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:30| アジア