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2019年02月18日

【環 境】商船三井テクノトレード 「グリーンアウォード・プログラム」に参加


商船三井テクノトレードは、海洋環境保護及び船舶の安全運航を目的として設立された非営利団体グリーンアウォード財団がクオリティ・シッピング促進のために世界規模で取組んでいる「グリーンアウォード・プログラム」に参加した。

このプログラムは、環境負荷低減や安全運航に寄与する優良船舶をグリーンアウォード財団が認証し、その趣旨に賛同する企業がインセンティブを与えることで、船舶や船員の質を向上させ、海洋環境の保護を目指すことを目的としている。

商船三井グループの運航船も11隻認証を受けているが、商船三井テクノトレードは、グループ内外を問わず、グリーンアウォード認証取得船舶および認証取得船社に対しプロペラ装着型省エネ装置「PBCF」を優遇価格で販売することにより、インセンティブを与え環境負荷低減を後押しする。

「PBCF」は、プロペラ後方に発生するハブ渦を解消してプロペラの効率を改善させ、船舶の燃料消費量を3〜5%削減出来る省エネ装置で、商船三井、西日本流体技研、ミカドプロペラ(現・ナカシマプロペラ)の3社が開発し、昭和62(1987)年の販売開始以来、全世界で広く認められ、これまでに3,300隻を越える船舶に搭載している。現在は商船三井テクノトレード、商船三井、三井造船昭島研究所の3社で共同研究を進め、進化を続けている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:25| 企業の取り組み【機関】