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2019年02月15日

【流 通】東大 視覚障がい者向けショッピング支援モバイルアプリを開発


東京大学大学院工学系研究科電気系工学専攻矢谷研究室は、視覚障がい者の衣料品・服飾品ショッピング支援モバイルアプリを開発し、実証実験を行う。

矢谷研究室が研究開発するモバイルアプリは、利用者の付近に購買興味のある商品があるかを、スマートフォンの振動と音声によって提示する。また商品につけられた電子タグ(RFIDタグ)を利用することで、商品の詳細情報を聞くことができる。開発されたモバイルアプリは利用者と商品との距離に応じて提示する情報が変化するようになっており、視覚障がい者が目的の商品を探すだけなく、手助けなしには難しいさまざまな商品に触れて回る、あるいは店先に置かれている最新の商品の情報を手軽に得ることを支援する。

今回の実証実験では、高島屋の協力の下、日本橋高島屋 S.C.本館婦人靴売場で実験参加者とともにこのモバイルアプリの有効性、実社会への応用展開の可能性を検証する。近い将来、視覚障がい者も人の手助けなく自分自身で気軽に買い物ができるようになることが期待される。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 流通