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2019年01月11日

【流 通】和歌山県白浜エリアで「IoTおもてなしサービス実証」を開始


NEC、南紀白浜エアポートは観光客やビジネス客の満足度向上や空港の安全・保安対策の高度化を目的とし、顔認証を活用した「IoTおもてなしサービス実証」を実施する。

和歌山県・南紀白浜空港では、2018年5月に南紀白浜エアポートが公表した「南紀白浜空港マスタープラン」に基づき、20年後に現在の3倍となる30万人の旅客数達成を目指して、地域全体のIoT先進化を含むおもてなし拡充による利用者満足度の向上や、IoTを活用した空港運営の生産性向上などに取り組んでいる。

これに対しNECは、自社の顔認証技術を用い、地域の玄関口である空港で顔情報とクレジットカードなどの情報を登録することにより、その後は一つの共通IDとして利用できる環境を提供する。具体的には、技術検証の場として、ホテル(SHIRAHAMA KEY TERRACE HOTEL SEAMORE)や商業施設(フィッシャーマンズ・ワーフ白浜)など南紀白浜空港およびその周辺の複数施設で行われるおもてなし(空港での案内、ホテルの出迎え/入室、商業施設のキャッシュレス決済による手ぶらショッピングなど)実証において、機材提供やシステム構築、運用などを行う。実証期間は、2019年1月14日から同年8月末までを予定している。

また、外部サーバを必要とせずに高速なAI処理を実現し、Arm Pelion Device Managementによりセキュアに運用管理された「NEC AI Accelerator」を新たに開発し、顔検出エンジンを搭載して本実証に使用します。なお、今回の実証実験には、キャッシュレスの普及促進のため、ベリトランスの協力を得ている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 流通