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2018年12月18日

【環 境】江崎グリコ 新サプライチェーン構築でグリーン物流パートナーシップ表彰


江崎グリコ、日本貨物鉄道、全国通運の3社が共同で行う31ftコンテナを活用した調達物流と製品物流を組み合わせた新たなサプライチェーンの構築が、「平成30年度グリーン物流パートナーシップ優良事業者表彰」において「経済産業省商務・サービス審議官表彰」を受賞した。

江崎グリコは従来、関西から関東までの全国6ヵ所の主要拠点(工場、原料倉庫、商品倉庫)への輸送をトラックで行っており、「工場への原料納品」と「工場からの製品出荷」をそれぞれ実施していたため、復路を空車で走らせざるを得ない状況が発生していた。これらの全体最適化を図るため、今回、31ftコンテナを活用した鉄道網で主力幹線ルートの一部を鉄道で結ぶ仕組みにシフトすると同時に、原料納品と製品出荷を往路・復路で一体化させ、空回送区間を削減した。

これにより、年間約28tのCO2削減効果等の大幅な「環境負荷低減」と「ドライバーの生産性向上」を実現させた。また、オートフロアやジョルダーを常備した31ftコンテナを活用することで、積卸作業が苦労なくできるようになったほか、鉄道の定時性を軸としたスケジューリングにより物流特有の不規則性からも解放されたことで、「ドライバーの労働環境改善」にも寄与している。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:25| 企業の取り組み【機関】