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2018年12月06日

【知 識】共立製薬と日本IBM 飼い主と動物病院を結ぶ電子カルテ・連携アプリを提供


共立製薬は日本IBMと共同で、動物病院向けの電子カルテや飼い主と動物病院をつなぐ連携アプリなどを提供する動物医療プラットフォーム「VRAINERS(ブレイナーズ)」(商標登録出願中)の開発を開始した。計画では2019年3月に提供を開始する。

近年、ペットは「家族の一員」との認識が一般化し、ペットの健康の意識がさらに高まり、予防医療や早期治療へと関心が向けられている「VRAINERS」は、電子カルテのデータをIBM Cloudで統合的に管理し、それぞれの動物病院や飼い主から許可を得た範囲でデータを分析し、動物病院の経営をサポートする機能に加え、飼い主と動物病院のコミュニケーションを促進するカルテ連携アプリを付加した。ペットペアレントと動物病院を繋ぐ連携アプリ「myVRAINERS(マイブレイナーズ)」は、従来の診察券を進化させ、これまで受付窓口で行っていた用紙の受け渡しなどを極力なくし、受診予約や健診結果、ワクチン接種証明などをスマートフォンやタブレット端末から確認することができる。定期健康診断や経過観察の結果をもとに必要情報を動物病院から直接ペットペアレントに提供することで、重症化する前に動物病院で受診することを動機づける。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 知識