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2018年11月28日

【物 流】全ト協 年末年始の輸送等に関する安全総点検の実施を呼びかけ


全日本トラック協会(以下、全ト協)は、国交省による通知を受け、2018(平成30)年12月10日〜2019(平成31)年1月10日の期間、年末年始の輸送等に係る安全総点検を実施するよう、事業者等に呼びかけている。

2018年は大型トラックのタイヤ脱落事故や乗合バス運転者の意識喪失による死亡事故等が発生している。これを踏まえ自動車輸送の安全確保を図るとともに輸送安全に対する意識の高揚、さらに必要に応じて自主点検表を所轄運輸支局へ提出することを通達している。点検項目には重点点検事項と輸送等機関別点検事項のそれぞれが定められており、項目の中には同年10月1日より義務付けられた大型トラックのスペアタイヤ等の3ヶ月ごとの定期点検も含まれている。概要は以下の通りである。

<重点点検事項>
・安全管理 (乗務員の健康状態、過労状態の確実な把握、等)の実施状況
・自然災害、事故等発生時の乗客等の安全確保のための通報・連絡・指示体制の整備と構築状況
・テロ防止のための警戒体制の整備状況やテロを想定した訓練の実施状況
・事業継続計画の策定状況、新型インフルエンザ対応マニュアル等の周知・徹底状況

<輸送等機関別の点検事項>※自動車交通関係、利用運送事業関係の一部抜粋
・軽井沢スキーバス事故を踏まえた貸切バスの安全対策の実施状況
・運行管理(飲酒や過労運転、運転者に対する指導監督)及び整備管理の実施
(特に大型トラックの脱輪事故防止及びタイヤ等の点検)
・コンテナ輸送の安全対策実施状況
・危険物輸送を管理するための体制整備状況   など

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 物流事業者