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2018年11月20日

【物 流】JR貨物 輸送動向(平成30年10月分)


日本貨物鉄道(JR貨物)は、平成30(2018)年10月度の輸送動向を発表した。同月は中旬まで山陽線が不通であった影響により、コンテナにおける輸送実績は全ての品目で前年を下回る結果となった。

平成30(2018)年10月度は、同年7月に発生した豪雨や台風24号・25号接近等の影響により、高速貨677本、専貨2本が運休(前年同月は高速貨235本、専貨16本が運休)。豪雨の影響で不通となっていた山陽線が復旧するまでの間、トラックによる代行輸送のほか、伯備線・山陰線・山口線を経由した迂回運転を実施した。

同月度全体の輸送実績は2,572千トン(前年同月比94.9%)となった。

コンテナの輸送実績は、1,811千トン(前年同月比92.3%)と前年を下回った。食料工業品では清涼飲料水の九州向けが減送。化学薬品、化学工業品では、中国・九州地区の工場との輸送が停滞したほか、積合せ貨物、自動車部品も九州発着が低調に推移した。

車扱の輸送実績は、760千トン(前年同月比102.0%)と前年を上回った。石油が秋冬需要期に入ったことで好調な荷動きとなったほか、セメント・石灰石も供給先の需要が好調で増送となった。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 物流事業者