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2018年11月16日

【アジア】NTT東 ブータン国災害対策強化に向けた通信BCP策定プロジェクトに参画

NTT東日本はJICAの「ブータン国災害対策強化に向けた通信BCP(※)策定プロジェクト」に、ジャパンリーコムと共同で参画する。

ブータンは国土のおよそ半分が標高3,000m以上の急峻な地形で、地震、氷河湖決壊による洪水、土砂災害等の自然災害も頻発しており、地域の孤立が発生し易い環境であることから、災害時も含めた確実で安定的な通信手段の確保を欠かすことができない。

このような状況を踏まえ、2016年8月、日本政府はブータン政府からの「通信分野のBCP策定に関する技術協力の要請」に基づき、JICAを主体として同プロジェクトを実施することになった。JICAによる「ブータン国災害対策強化に向けた通信BCP策定プロジェクト」に関する公募に対し、NTT東日本はJICAを通じたブータン国での通信環境整備プロジェクトの経験があるジャパンリーコムと共同事業体として応募し、実施業者として選定された。NTT東日本は、長年通信事業における災害対策について、経験・ノウハウを蓄積してきた。これらの知見を活用し、ブータン国の国営通信会社であるブータンテレコムに対しBCP策定・運用を支援し、ブータン国における通信の事業継続性強化に貢献することを目指す。

※ BCP 事業継続計画
災害などの緊急事態が発生したときに、企業が損害を最小限に抑え、事業の継続や復旧を図るための計画

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:30| アジア