<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ
2018年11月13日

【物 流】物流連 モーダルシフト取り組み優良事業者の受賞者を決定


日本物流団体連合会(以下、物流連)は2018(平成30)年度のモーダルシフトの取り組み優良事業者の受賞者(23件/15社)を決定した。表彰式は同年11月27日に開催される。

物流連は2014(平成26)年よりモーダルシフトに積極的に取り組む物流事業者のうち優良事業者を表彰している。2018(平成30)年度は物流業界における環境負荷低減および労働生産性の向上の観点より大量輸送機関を利用した輸送の重要性が増している状況の下、他の模範となる取り組み事業を行っている事業者を表彰し、その取り組みを公開することでモーダルシフトをさらに促進することを趣旨として実施された。下記は優良事業者の概要の抜粋である。

<最優良事業者>東洋メビウス:缶蓋製品の鉄道コンテナ輸送へのモーダルシフト

茨城県と大阪府間で実施している缶蓋製品輸送をトラック輸送から鉄道輸送へモーダルシフト。輸送中の振動や結露による損傷を懸念していたが、断熱機能や荷室内固定装置を追加装備し、従来のトラック輸送の荷室と同等の仕様となる専用31ftコンテナを開発。輸送品の特性への配慮かつ環境負荷軽減、ドライバー不足等の問題を解消した。


<優良事業者 新規開拓部門> 山九:新規モーダルシフト案件の実現とその継続

@兵庫県から福岡県への工業用潤滑油輸送をトラック輸送から鉄道輸送へ
小ロット納品指定があるため従来は都度トラック輸送を実施していたが、長距離輸送ドライバー確保が困難となったため幹線部分を鉄道輸送へ切り替え、ドライバーの省力化を実現

A群馬県から徳島県へのペットボトル輸送をトラック輸送から海上輸送へ
@同様に、長距離輸送ドライバー確保が困難であったため、海上輸送へ切り替えを実施。同時に海上区間の無人航送のためトラックからトレーラーへ変更し、省人化を実現。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 物流事業者