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2018年10月19日

【知 識】水戸市とNEC AIを活用した職員の作業効率化・内部統制強化の実証開始


水戸市とNEC、NECソリューションイノベータは、AIを活用し、市で取り扱う伝票処理の自動化による職員の作業効率化、および内部統制の強化を図る実証実験を開始した。

この実証では、水戸市が保有する財務会計システム等の業務システムで扱うビッグデータに対し、NECの最先端AI技術群「NEC the WISE」とNECソリューションイノベータの自治体業務ノウハウを組み合わせて、支払伝票の入力項目を自動判定するとともに業務の全件監査が行われる。

近年、自治体においては、少子高齢化に伴う歳入や労働力人口の減少などにより、業務の効率化や生産性向上が強く求められている。特に紙の伝票処理などは、これまでデータを手入力で行う作業が多く、職員にとって大きな負荷となっている。また自治体では、2020年に施行される改正地方自治法において、内部統制に関する体制整備や監査制度の充実強化などが求められることから、新制度への対応と職員作業の縮減の両立も課題となっている。

水戸市は、これらの課題を受けて、当実証によりAIを活用することで、職員の作業効率化を行うとともに、業務の全件チェックによる監査・内部統制の強化を行い、効率的でスピード感を持った行政運営、職員の行動改革を促進し、働き方改革を推進する。

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投稿者:gotsuat 09:35| 知識