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2018年10月19日

【アジア】リオン ベトナムで初めてとなる航空機騒音観測システムを導入

リオンはJICAの支援のもと、航空機騒音の監視および測定技術の確立に向けた技術協力の実施に関して、ベトナム民間航空局、ベトナム空港公社との間で合意契約を締結した。この合意契約に基づき、2018年11月に、ベトナム北部最大のノイバイ国際空港(ハノイ市)に、リオンが提供する航空機騒音観測システムの設置、測定評価マニュアルの作成・提供、機器の測定技術指導を実施する。なお、ベトナム国内の空港で航空機騒音観測システムの導入は初めて。今後、ベトナム国内の他の主要空港にも同様の技術協力を目指す。

リオンは日本国内において40年以上にわたる航空機騒音監視装置の販売、保守サービスおよび測定方法を開発している。この実績をもとに、2017年7月、ベトナムにおける航空機騒音の監視および測定技術の確立に向けた技術協力について、ベトナム民間航空局(CAAV:Civil Aviation Authority of Viet Nam)と覚書を締結した。2018年3月には、ベトナムの航空機騒音測定技術の指導及び普及を図ることを目的に、国際協力機構(JICA)の「民間技術普及促進事業」に採択された。

今回、ベトナム交通運輸省(MOT:Ministry of Transport)の許可がおりたことから、ベトナム民間航空局、ベトナム空港公社(ACV Airports Corporation of Vietnam)とリオンの3社による合意契約を締結した。これに伴い、2018年11月にベトナムでは初めてとなる航空機騒音観測システムを北部最大のノイバイ国際空港(ハノイ市)に設置するとともに、測定評価マニュアルの作成・提供、機器の測定技術指導を実施する。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:30| アジア