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2018年10月03日

【流 通】Sansan BtoB企業のブランド力指標「BBES」を発表


Sansanは、BtoB企業のブランド力指標「BBES(BtoB Engagement Score)」と、大規模調査済みBBESデータを閲覧・比較・評価することができるモニタリングサービス「BBES Monitor」を発表する。

これにより、これまで一意に調査や定量化することが難しかった、BtoB企業のブランド力(全方位的なステークホルダーとのエンゲージメント力)に基準を作り、BtoB企業は、ブランド力を中長期的に評価・観測することができるようになる。

ブランディング向上施策を継続的かつ有効的に回していくには、正確な評価指標と定量化手法が必要だが、BtoB企業においては、BtoC企業に比べ、ステークホルダーが限定されることから、一般的な調査手法や調査パネルでは有効な評価を得ることが難しい。Sansanの調査によると、専門で特化した調査指標・手法がないことから、95%のBtoB企業が、ブランディング向上施策における有効な効果測定ができていないと回答した。このことから、BtoB企業は、これまで自社のステークホルダーとのエンゲージメントを測定する有効な指標がなく、様々な施策を企業活動に最大限に活かせていなかったといえる。

今回、Sansanはそのような課題を解決すべく、BtoB企業のエンゲージメントを定量的に評価できる指標「BBES」と、名刺アプリEightのユーザーに対し、アンケートによる大規模調査を行い構築した、1300社分のBBESデータベースを閲覧、分析、評価することができるモニタリングサービス「BBES Monitor」を開発した。このデータベースを活用することで、BtoB企業は、ステークホルダーとのエンゲージメントを定量的に把握することができる。Sansanのようなベンチャー企業と大手企業との企業規模を超えた比較や、別業種の企業との同一指標での比較など、これまでできなかったブランド評価の比較が可能になる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 流通