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2018年10月03日

【環 境】三菱ケミカル 生分解性プラスチック「BioPBS」を使用した紙コップの発売

 
三菱ケミカルの生分解性プラスチック「BioPBS」を用いた紙コップが、日本紙パルプ商事より2018年10月に販売開始される。

BioPBSは、三菱ケミカルが開発、基本特許を有し、同社とPTT Global Chemical Public Company Limitedが折半出資するPTT MCC Biochem Company(本社:タイ王国バンコク市)が製造する植物由来の生分解性プラスチックで、土中の微生物によって水と二酸化炭素に分解されるため、自然環境への負担が少ない。今回、日本紙パルプ商事は、そうした生分解性に加え、BioPBSの耐熱性・柔軟性・シール強度に注目し、従来のポリエチレンに代えて紙コップの内面ラミネートに用いる。

三菱ケミカルは、BioPBSを従来のコンポストバッグや農業用マルチフィルム向け以外に、コーヒーカプセル、紙コップ、ストローなどの食品関連等、多方面への用途開発を進めており、既に複数の海外大手ファストフードチェーン等との協議を行っている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:25| 企業の取り組み【機関】