2018年10月04日
【アジア】センコー タイのベストグローバル社を子会社化
センコーとSENKO(Thailand)は、タイを拠点に航空・海上輸送事業などを行う「Best Global Logistics（以下「ベストグローバル社」）の株式を取得し、2018年9月21日付でセンコーの子会社にした。センコーはアセアン地域で、自動車運送・倉庫・フォワーディングなどの事業を強化しており、2017年4月にはシンガポールの航空・海上輸送会社のスカイリフト社を子会社化した。
また、2018年7月からタイの大手外食チェーンとの合弁会社であるM-Senko Logisticsが、同国で冷凍・冷蔵物流事業を開始し、2019年にはバンコク市内で同社が新たな3温度帯物流センターの稼働を予定している。
ベストグローバル社は、欧州・南米等からタイへの輸入貨物やタイからアジア・太平洋地域（オーストラリア・日本・韓国）等への輸出貨物を中心に、フォワーディングサービスを提供していますが、センコーは今回の子会社化で、スカイリフト社と連携してネットワークの拡充を図り、国際フォワーディング事業を強化する。
また、センコーはベストグローバル社の医薬品関連の顧客を中心に、タイ国内で冷凍・冷蔵物流サービスを提供するとともに、ベストグローバル社が持つ農産物関連などの顧客基盤を活かしたタイ・メコン地域（ラオス・カンボジア・ミャンマー・ベトナム）間の越境物流の拡大などを計画している。
※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者：gotsuat 09:30| アジア
