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2018年09月11日

【流 通】NTTデータとクニエ サプライチェーン領域でブロックチェーン活用支援サービスを開始

NTTデータ、同社グループのクニエは、ブロックチェーン技術を活用したSCM(Supply Chain Management)領域の改革に向けた活用支援サービスを開始した。

このサービスでは、ビジネスにおけるブロックチェーンの活用に向けて、ワークショップによる理解向上からコンサルティング、プロトタイプ開発、本番導入などを一元的に支援する。これにより、製造業、流通業、商社などSCMに係る企業は、新規事業の創出や既存事業改善をする上で、上流のコンサルティングから本番適用までスムーズにブロックチェーンを活用することが可能となる。

現在、ブロックチェーンの適用範囲は、仮想通貨等に始まり、さまざまな分野へと拡大している。特に、SCM領域については複数企業をまたいだ情報連携・共有が必要であることからブロックチェーン技術の適用可能性が高い領域として注目されており、実業務への適用機運が高まってきている。一方で、ブロックチェーンの特長を実業務に対し、どのように生かすことができるのか、多くの企業が具体的な検討については苦慮している。

NTTデータでは、米国Skuchain社と協業するなど、サプライチェーンにブロックチェーンを適用するソリューションをグローバルに展開している。また、クニエは、グローバルサプライチェーンにおけるS&OP(Sales & Operation Planning)を中心としたSCM業務改革の豊富な知見・経験を生かし、ブロックチェーン技術などの先進ITテクノロジーを活用した、さらなる改革の推進、業務ソリューションの検討を支援している。

NTTデータとクニエは、企業のブロックチェーンに対する理解を深め、自社業務における活用検討、本番展開を見据えたプロトタイプ開発支援等、SCM領域における自社ビジネスへの活用に向けて一貫して支援する。

両社は製造業、流通業、商社などSCMに係るさまざまな企業に対して、ブロックチェーン技術をビジネスで活用するための支援サービスを提供する。これにより、サプライチェーン領域におけるブロックチェーンの活用を上流のコンサルティングから本番適用まで一元的に行うことが可能になる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 流通