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2018年09月10日

【流 通】AIで日本語の意味を理解した「セマンティック検索」ができる全文検索システム販売


住友電工情報システムは、AIを活用し日本語の意味を理解した検索ができる新機能「セマンティック検索」を搭載した全文検索・情報活用システム「QuickSolution 11(クイックソリューション 11)」の販売を開始した。

近年、企業が保有するデータ量は爆発的に増加してきており、検索をしても検索結果が大量に表示され目的のデータを見つけられない、またそこから検索結果を絞り込むためのキーワードが思いつかない、という問題が発生し、社内での情報共有や新しいアイデアの創出(イノベーション)を阻害している。

「セマンティック検索」は、利用者が入力した検索文の意味に合ったデータを優先して検索する。住友電工情報システムが独自開発したAIが検索文と検索対象データのそれぞれに対して構文解析・意味解析を行い、検索文の意味に近いデータを検索結果の上位に表示するため、利用者は目的のデータを見つけやすくなる。また、検索にヒットした文の周辺に頻出する表現を「関連する表現」として抽出・表示することで、利用者に別の条件で再検索することを促し(気付き支援)、欲しい情報へのアクセス効率を高める。

「セマンティック検索」は、「検索文の意味に合ったデータの優先検索」と「利用者の気付き支援」という特徴を有しており、主語、述語、目的語、修飾語の理解、肯定と否定表現の理解、動詞の同義語検索に対応などを行う。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 流通