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2018年09月03日

【環 境】中部電力 家電ごとの電力使用割合を見える化するサービスを開始


中部電力は、平成30(2018)年9月2日から、WEBサービス「カテエネ」上で、計測器を設置することなく空調機や電気式給湯機などの家電ごとの電力使用割合を見える化するサービスを電力会社で初めて開始した。

このサービスは、中部電力が独自に開発した算出手法をもとに、スマートメーターから得られた実際の電気使用データや、利用者ごとの家電の設置状況、気温、日の出・日の入時間などを用いて、家電ごとの電力使用割合や概算の電気料金を算出するもので、これにより、利用者が省エネに取り組む際のヒントを提供する。

同サービスは中部電力と電気の契約があり、かつスマートメーターが設置している利用者を対象とした無償のサービスで、利用者はサービス開始時にカテエネに登録し、家電の設置状況や人数などを入力するだけで利用できる。

なお、中部電力は当該サービスを開始するにあたって、家電ごとの電力使用量を算出する手法について特許を出願しており、今後、太陽光発電設備の設置有無を分析要素に加えることで、太陽光発電設備の自家消費分を反映した、より実態に合ったサービスが提供できるよう、平成30(2018)年度中に機能拡充を行っていく予定にしている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:25| 企業の取り組み【機関】