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2018年08月29日

【知 識】ZMPと日の丸交通 世界初となる自動運転タクシーによるサービス実証

 
ZMPと日の丸交通は、自動運転タクシーによる公道営業実証実験を開始した。

この実証実験は、ZMPが開発した自動運転車両RoboCar(R)MiniVanを用い、タクシー事業者として日の丸交通が自動運転タクシーを走行させる。ルートは、大手町フィナンシャルシティグランキューブ(東京都千代田区)と六本木ヒルズ(東京都港区)を結ぶ約5.3kmで、需要の多い都心部路線でのドライバー不足の解消等の活用策や、ICT技術を活用した配車サービスを検証する。実証実験は、自動運転技術の実用化を一層加速するために東京都が2018年度より開始した支援事業『自動運転技術を活用したビジネスモデル構築に関するプロジェクト』に選定され、国と東京都が共同で設置する『東京自動走行ワンストップセンター』の支援を受けて実施される。

ZMPと日の丸交通は、2020年の自動運転タクシーの実用化を目指し、2017年6月より協業を開始し、熟練タクシードライバーの走行データの収集や、運転ノウハウのヒアリングなどを通して、自動運転アルゴリズムを改良。交通の流れに沿った自然な走行の実現、乗り心地の向上へとつなげた。協業では、日の丸交通ドライバーは、自動運転車両の操作を座学とテストコースで習得、安全な走行をサポートする。また、ZMPは自動運転タクシー用の配車システムを開発した。利用者が自動運転タクシーを予約し乗車するためのスマートフォンアプリ、ルート確認、降車時の決済操作などを行う車内タブレットアプリ、そして、遠隔地で走行を監視するシステムを構築し、スムーズなタクシーサービスの運営をサポートする。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 知識