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2018年07月11日

【知 識】京急電鉄と横浜国大 新しい交通システム構築に向け産学連携の協力推進


京浜急行電鉄(以下 京急電鉄)と横浜国立大学は新しい交通システムの構築に向けた“産学連携の協力推進に係る協定”を締結した。

この協定は沿線地域における高齢化や人口減少などによる交通課題について,京急電鉄が沿線で長年培ってきたまちづくりのノウハウと、横浜国立大学が積み重ねた交通に関する研究の実績と経験を融合させ新しい交通システムを構築し,沿線地域の交通課題の解決および持続可能な郊外住宅地を実現することを目的としている。

今後の取り組みとして、京急電鉄の沿線地域において高齢者の増加が顕著であり、勾配の急な地形の住宅地であるなど、移動が容易でなく公共交通空白地域が存在する横浜市金沢区富岡エリアにおいて、新しい交通システムとして「電動小型低速車」の実証実験を2018年の秋より実施する。これは地形的な制約などにより既存公共交通サービスの乏しい交通空白地域を「電動小型低速車」が定時定路線の循環運行をすることにより、高齢者等の外出機会の創出やコミュニティの再構築を促し地域の活性化につなげる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 知識