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2018年06月22日

【流 通】JVCケンウッド トラック運送業界を対象に通信型ドライブレコーダーを開発


JVCケンウッドは、トラック運送業界を対象とした商用テレマティクス分野への参入に向けて、通信型ドライブレコーダーを新たに開発した。また、同分野への参入のファーストステップとして、平成30(2018)年9月より、商用車両向けのデジタルタコグラフ(デジタル式運行記録装置)や安全運転診断システムなどを手掛けるデータ・テック社」製「セイフティレコーダ」と連携したシステムの提供を開始する。

トラック運送業界では、平成29(2017)年4月以降に車両総重量7トンクラスのトラックでもタコグラフ(運行記録装置)の装着が義務化されており、運行時間や速度など車両の稼働状況を記録することで、安全管理や労務管理に活用されている。また、ドライブレコーダーと組み合わせることで、録画された映像を安全運転や運転マナーの指導に役立てるだけでなく、事故発生時には記録された映像を基に事故の要因分析や再発防止策を講じられることから、トラック運送業界においてドライブレコーダーの普及が急速に進展している。

このような背景でJVCケンウッドは、平成29(2017)年8月9日付で広報発表したタクシー業界向けのテレマティクスソリューションに続いて、トラック運送業界を対象とした商用テレマティクス分野へ向けて、新たに通信型ドライブレコーダーを開発。また、同分野への参入のファーストステップとして、2018年9月よりデータ・テック社製「セイフティレコーダ」と連携したシステムの提供を開始する。

JVCケンウッドは、今後も、これらの取り組みなどを通じてテレマティクスソリューション事業を拡大することで、トラックをはじめとする物流業界での大きな課題であった交通事故の減少と、安心・安全で快適なクルマ社会づくりに貢献していく。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:54| 流通