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2018年06月20日

【物 流】日本内航海運 内航海運における輸送動向調査結果(2018年4月)


日本内航海運組合総連合会が、平成30(2018)年4月分の貨物船主要元請けオペレーター40社の輸送量を発表した。詳細は以下の通り。

<貨物船輸送量>
18,828千トン 前年同月比107.9% 前月比95.5%

<品目別輸送量>
◎鉄鋼4,020千トン 前年同月比112.9%
…需要の高まりがみられたほか、前月より繰り越された貨物が見られ増加。引き続き、前年(2017)10月に大手鉄鋼メーカーの高炉閉鎖に伴い、製鉄所間の製品輸送が増加。
◎原料 4,463千トン 同比104.2%
…石灰石がセメントの需要回復に伴い増加。引き続き、金属鉱は大手鉄鋼メーカーの高
炉閉鎖に伴う横持ち輸送が減少し続けている。
◎燃料 1,141千トン 同比106.9%
…前月に引き続き、石炭火力需要の高まりが見られ増加。
◎紙・パルプ 205千トン 同比94.5%
…新聞用紙は需要減少が見られた一方、休転前の前倒し輸送があった。段ボール古紙は堅調。
◎雑貨 2,419千トン 同比121.1%
…仙台向けコンクリート部材、政府米、飲料、衣料品、加工用馬鈴薯の輸送が見られ増加。また、トラックドライバーの長距離輸送対策に伴い清水航路での輸送増加。沖縄航路では、マンションホテルの建設ラッシュが続いており、資材等の貨物が好調。
◎自動車 4,274千トン 同比102.8%
…軽自動車の販売が前年より増加。
◎セメント 2,305千トン 同比106.2%
…セメント工場の定修前の送り込みが見られた。また、セメント販売の回収も増加に寄
与。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 物流事業者