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2018年06月20日

【知 識】MS&AD・東大・芝浦工大 気候変動研究プロジェクトを開始


MS&ADインシュアランス グループ ホールディングス、MS&ADインターリスク総研と東京大学、芝浦工業大学は「気候変動による洪水リスクの大規模評価(LaRC-Flood)」プロジェクトを開始した。また、プロジェクトの一環として「気候変動による洪水頻度変化予測マップ」を2018年5月16日より一般公開している。

近年、世界の平均地表気温は上昇しており、産業革命前と比較して1℃程度高いレベルに達している。今後、気候変動がさらに進行することにより、世界的に洪水リスクが高まり、企業経営にも大きな影響を及ぼす可能性がある。

MS&ADインシュアランスグループでは、保険会社として自然災害への対応と防災減災への取組を推進している。特に、気候変動に関しては、長年グループ全体で取り組んできた課題であり、未来のあるべき社会の実現に向けて、産官学連携を通じた社会的課題への解決に注力している。

一方、芝浦工業大学工学部の平林 由希子教授、東京大学生産技術研究所の山崎 大准教授は、2013年に将来の世界の洪水リスクの変化を推計し、「気候変動に関する政府間パネル第5次報告書(IPCC-AR5)」においてその成果が紹介されるなど、当該分野について多数の実績を有している。

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投稿者:gotsuat 09:35| 知識