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2018年06月14日

【知 識】富士通とPivotalジャパン デジタルビジネス領域で協業


富士通とPivotalジャパン(以下、Pivotal)は、パートナーシップ契約「Pivotal Ready Partner Program」を締結し、デジタルビジネス領域で協業することで合意した。

今回の合意は、富士通が提唱する「FUJITSU Knowledge Integration」(※1)を具現化する取り組みである。この契約に基づき、富士通は、2018年度第2四半期より、アジャイル開発(※2)と親和性の高いクラウドネイティブ基盤ソフトウェア「Pivotal Cloud Foundry(※3)」(以下、「PCF」)を活用したインテグレーションサービスの提供を開始する。また2018年度下期には、アジャイル開発手法などを用いて、新たなサービスや事業を顧客と共に開発する場として「富士通アジャイルラボ(仮称)」を開設する。

両社は「富士通アジャイルラボ(仮称)」を通じて、SoR(Systems of Record、以下、SoR)とSoE(Systems of Engagement、以下、SoE)を統合するシステムインテグレーションの機動力を高め、日本企業のデジタル革新を強力に推進する。

あらゆる業界でデジタルビジネスへのシフトが加速しており、ニーズをいち早く捉え、新たなデジタルサービスを提供するためには、従来とは異なるアプローチが求められる。富士通は、これらのデジタル革新を牽引するため、2018年4月にPivotalが提供するアジャイル開発サービス「Pivotal Labs」を採用し、アジャイル開発人材の育成を強化した。さらに、このほど両社はパートナーシップ契約「Pivotal Ready Partner Program」を締結し、企業のデジタルトランスフォーメーションを加速させる取り組みをしていく。


※1 「FUJITSU Knowledge Integration」:
インテグレーションサービス領域において、富士通のブランドプロミスである「shaping tomorrow with you」を具体化するコンセプト。企業および富士通の知(暗黙知、形式知、組織知)、さらに世界各地の様々な分野の情報や、テクノロジーに対する知見を統合し、企業のビジネスや事業の革新を実現するための概念。

※2 アジャイル開発:
仕様変更などに対し俊敏かつ柔軟に対応するためのソフトウェア開発手法。

※3 「Pivotal Cloud Foundry」:
世界中で豊富な採用実績を誇るエンタープライズ向けの商用版 PaaS。クラウドアプリケーションのスピーディーな配備性能、セキュリティ機能、本番運用に耐えうるスケーラビリティをあらかじめ装備。様々なクラウド環境で稼動可能。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 知識