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2018年05月15日

【環 境】川崎汽船など 国内船舶向けLNG燃料供給の事業化決定し合弁会社設立


川崎汽船、中部電力、豊田通商、および日本郵船(以下:4社)は、国内における船舶向けの液化天然ガス(以下:LNG)燃料供給の事業化を決定し、平成30(2018)年5月10日に合弁会社を設立した。

LNG燃料は重油に比べて大気汚染物質や温室効果ガスの排出を低減でき、国際的に強化される船舶の排出ガス規制への対応としても、重油に代わる有力な燃料と位置づけられている。

4社は、平成30(2018)年1月26日に発表した通り、中部地区における船舶向けLNG燃料供給の事業化に向けて検討を続けてきたが、今回、4社共同での事業化に合意し、平成30(2018)年5月10日にLNG燃料販売事業に関る合弁会社2社を設立した。今後はLNG燃料供給から船舶に対して「Ship to Ship」方式(※)により燃料供給を行う事業の開始に向けて、4社のノウハウと強みを活用し準備を進めていく。

※「Ship to Ship」方式
岸壁・桟橋に係留中の LNG 燃料船、もしくは錨泊中の LNG 燃料船に LNG 燃料供給船が接舷(横付け)して LNG 燃料を供給する方法

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:50| 環境配慮型輸送用機器【内容】