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2018年04月16日

【物 流】全ト協 トラック事業者のための「運輸ヘルスケアナビシステム」の活用促進


全日本トラック協会(以下、全ト協)は、定期健康診断後の事後フォローによる、健康起因事故防止を目指したトラック事業者のための「運輸ヘルスケアナビシステム」の案内を公表した。

これは高齢化等を背景にトラックドライバーの体調不良に起因する事故が急増傾向にある中、定期健康診断の事後措置の徹底を図る支援の一環である。同システムは定期健康診断の項目や睡眠時無呼吸症候群に加え、任意項目として軽度認知障害や時間外、事故歴、適性診断等の4項目までのデータベース化が可能。したがって、運行管理を想定した活用や健康起因事故に繋がりやすいハイリスク者の可視化と予防対策の推進を図ることができ、トラック事業者に特化したサポートを実施する。費用は概算で1人あたり1,000円(税別)。

平成29(2017)度に30社2,179人を対象に実証実験を実施したところ、ほとんどの事業者が同システムの効果を実感し、継続利用を希望した。これを踏まえ、より多くのトラック事業者に同システムの活用を促すべく全国5か所でセミナーを実施する。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 物流事業者