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2018年03月28日

【物 流】近畿トラック協会 荷主に適正取引の推進及び改善基準告示等の協力依頼


トラックドライバーの労働環境について、長時間の荷待ち時間や、契約にない付帯作業要請といった厳しい長時間労働が問題となっており、これによるドライバー不足が原因で近い将来トラック業界に危機的な状況が到来するものと危惧している。

この現状を改善するために、国土交通省・経済産業省及び公正取引委員会が中心となり取引環境の改善を促進するために、運送事業者に向けたリーフレットを作成している。また、厚生労働省および国土交通省、全日本トラック協会では荷主企業に対しても「トラック運転者の改善基準告示」、「荷主勧告制度」についての理解を深めてもらう事を目的としたリーフレットも作成している。

この様な状況下、近畿トラック協会では、国土交通省、厚生労働省、経済産業省及び公正取引委員会の4者に対し、同リーフレットが荷主に周知され、理解と協力が図られるよう対策を要請したところ、荷主企業に対し4者連名による協力依頼文書が発信されることとなったため、会員事業者に対して荷主企業名簿の提供について協力を呼びかけている(平成30(2018)年3月30日まで)。

なお、荷主名簿を提供した会員事業者等の情報は一切公表されないが、提供されたデータは同事業の他に、今後の荷主対策事業に使用される場合がある。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 行政関連