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2018年03月14日

【知 識】「学校健診」と「母子健康手帳」連携した学校健康診断情報のデジタル還元開始

 
健康・医療・教育情報評価推進機構(以下、HCEI)、学校健診情報センター(以下、SHR)、ひまわりの会、NTTドコモ(以下、ドコモ)は、2018年3月7日より、「学校健診レポート」とスマートフォン向けの「母子健康手帳アプリ(※)」の連携による学校健康診断情報のデジタル還元を、岡山県赤磐市、京都府京田辺市、新潟県南魚沼市の3自治体で開始した。

「学校健診レポート」は、小学1年生から中学3年生までの学校健康診断のデータを、健康へのアドバイスやコラムを含めて、中学3年生時に生徒個人へ還元するレポートである。健康情報をわかりやすく可視化することによって、生徒や保護者一人一人の健康への意識向上につながり、将来の生活習慣病などの疾病予防につながることが期待できる。

「母子健康手帳アプリ」は、地方自治体が交付する母子健康手帳の記録をクラウド化して保存でき、一人一人に合った、信頼のある情報が手元に届くアプリである。厚生労働省の定める省令に準拠し、記載項目を全て網羅しているため、子供のデータをスマートフォンで一元的に記録・管理することができる。

今回の連携では、現在紙で配布している「学校健診レポート」が「母子健康手帳アプリ」で閲覧できるようになる。紙媒体の健診結果レポートではどうしても紛失する可能性が高いが、胎児期から中学3年生までの健診結果を蓄積し、アプリで一元的に管理・閲覧することができるようになる。

HCEI、SHR、ひまわりの会、ドコモは、今後もさらなる機能拡充および地方自治体への普及を拡大させ、健康情報の一元化による個人の健康管理への意識向上をめざし、取り組んでいく考え。

※ ドコモは博報堂DYメディアパートナーズの協力を得てアプリを運営

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 知識