<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2018年03月09日

【物 流】2017年12月分 日本・アジア/米国間コンテナ貨物の荷動き動向(復航速報値)


日本海事センターは、平成29(2017)年12月分の日本・アジア(18カ国・地域)/米国間のコンテナ荷動き量(復航の速報値)を発表した。

同月の米国からアジアへの荷動き量は、61.4万TEU(6.9%増)で前年比6カ月ぶりに増加となった。1月から12月累計では679.6万TEU(0.3%減)となった。

国別にみると、中国は減少となったものの、日本、韓国、台湾、ベトナム、インド等が増加となった。日本は、肉及びその調製品(1.8%増)や家具及び家財道具(7.5%増)等が増加し、6.1万TEU(1.7%増)で2カ月連続の増加となった。

減少となった中国は、木材及びその製品(53.2%増)が24カ月連続で10%を超える増加となったものの、紙・板紙類及びその製品(33.3%減)が15 カ月連続、動物用飼料(21.0%減)が22カ月連続、金属スクラップ(30.8%減)が9カ月連続で減少となり22.7万TEU(3.1%減)で9カ月連続の減少。韓国は、動物用飼料(10.5%増)が5カ月ぶりに、紙・板紙類及びその製品(20.9%増)が2カ月連続、果物類(4.9%増)が5カ月連続で増加となり6.4万TEU(12.4%増)で2カ月連続の増加。台湾は鋼材及びその製品(5.6%増)が2カ月連続で増加となったほか、採油用の種及び油脂(46.5%増)が2カ月ぶりに、紙・板紙類及びその製品(61.1%増)が3カ月連続で大幅な増加がみられ、6.0万TEU(12.3%増)で6カ月ぶりの増加となった。

地域別でみると、ASEANはタイ(14.4%減)等が減少となったものの、マレーシア(33.1%増)、インドネシア(3.3%増)、ベトナム(72.9%増)等が増加したこと等で、全体では12.2万TEU(18.3%増)で3カ月連続で10%を超える増加。南アジアは、すべての国が増加となったこと等で、全体では5.4万TEU(33.2%増)で3カ月連続で10%を超える増加となった。

※括弧内は前年同月比を表す

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 国際物流