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2018年03月06日

【流 通】河川護岸の劣化度合いをAIで自動判定する「GoganGo」を開発


八千代エンジニヤリングとブレインパッドは、河川のコンクリート護岸の劣化度合いを、AIで自動判定するサービス「GoganGo(ゴガン・ゴー)」を共同開発した。

GoganGoには、人手による検査と遜色ない精度で劣化を検知できることが実証されたブレインパッド開発のアルゴリズムを基に、汎用性や教師データ(※1)の品質担保、劣化指標の定義の観点でより実用的に改良したものを搭載している。

同サービスは、洪水を安全に流す役割を担う河川のコンクリート護岸を撮影した画像をディープラーニング(※2)で解析し、コンクリートのひび割れなどの劣化の有無を自動判定するものである。システムに画像をアップロードすると護岸の劣化領域が検知され、その劣化具合が河川の上流からの位置情報と共にグラフィカルに表示される。

※1 教師データ
機械学習の手法である「教師あり学習」において、事前に例題として与え、いわば教師のようにみなすデータのこと

※2 ディープラーニング(深層学習)
画像認識分野などで実用化が進む、人工知能を実現する機械学習の手法の一種。人間の脳を模したニューラルネットワークの仕組みを活用したもの

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 流通