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2018年03月05日

【物 流】国交省 トラック輸送情報(平成29年12月分)


国土交通省は、平成29(2017)年12月度のトラック輸送情報を発表した。

特別積合せ貨物の同月の輸送量は、調査対象24社において、約6,418千トンであった。前月比では、総輸送量が約547千トン増加し、109.3%(季節調整済み101.3%)となった。また、前年同月比では、約70千トン増加し、101.1%となった。

品目別及び地域別輸送状況については、調査対象25社において、前月比で輸送量の増加が見られた品目は、工場・生産地からの貨物増により「機械」「食料工業品」が増加。倉庫からの出荷貨物増により「食料工業品」、また「その他(宅配便)」でも増加が見受けられた。
一方、工場・生産地からの貨物減により「繊維工業品」「日用品」で減少が見受けれた。

前年同月比においては、品目別トータルで輸送量が増加したと回答する事業者が多数であった。「農水産品」「金属製品」「機械」「日用品」が工場・生産地から貨物増が見受けられた。一方、「その他(百貨店配送品)」で輸送量の減少がみられた。地域別では、「愛知」「近畿」で貨物増となった。

全国の一般貨物トラック事業者(同月回答事業者801社/調査対象事業者数1,006社)の輸送量は、前月比100.7%、前年同月比102.8%となった。地方運輸局別の前月比では、九州(111.3%)などの5地域で増加。前年同月比では、沖縄(113.3%)などの7地域で増加傾向にあった。今後の輸送見通しについては、全地方運輸局にて次月以降の減少傾向を予測している。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 行政関連