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2018年02月23日

【環 境】三井不動産 CYBERDYNE社製の新型「清掃ロボットCL02」の導入決定


三井不動産は、平成30(2018)年3月より、ショッピングセンター「ダイバーシティ東京 プラザ」にて、CYBERDYNEが新たに開発した「清掃ロボットCL02」を導入する。将来的な働き手の減少などへの対応として、ICT活用による施設管理業務の省人化を推進しており、現在も複数施設で様々な技術の導入を検討している。

CYBERDYNEは、平成16(2004)年に筑波大学発ベンチャーとして設立されて以来、人・ロボット・情報系が融合複合した新領域【サイバニクス】の技術を活用した革新的サイバニックシステムにより、社会が直面する様々な課題を解決することを目指し、研究開発から社会実装に至るまでを一貫して推進している。主力製品のロボットスーツHAL@は、医療・福祉の分野のみならず、介護や重作業分野等にも幅広く展開されており、さらに、AI・環境認知機能を搭載した清掃ロボット・搬送ロボットなど次々と新製品開発を進めている。

清掃ロボットCL02は、平成29(2017)年11月より「ダイバーシティ東京 プラザ」で両社協力のもと実証実験を重ね、従来の清掃ロボットでは技術的に対応が困難であった商業施設特有の「吹き抜け等の大空間」や「曲面がある複雑な形状」といった課題を、CYBERDYNEの高度なセンシングやAI技術によって解決し、今般導入決定にいたった。さらに、埃の集積度のレポートにより、汚れやすい場所の特定も可能で、従来製品を超える効率的な運用が見込まれる。

三井不動産は「ダイバーシティ東京プラザ」での導入後、施設運営の現場において同清掃ロボットの利用効率を高め、同社が運営する「三井ショッピングパーク ららぽーと」など、他商業施設への導入を目指す。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:25| 企業の取り組み【機関】