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2018年02月16日

【流 通】マクニカネットワークス LoRaWANを活用した見守り実証実験を開始


マクニカネットワークスは、群馬スノーアライアンス ノルン水上スキー場にて共同で、新しいIoT無線の技術LoRaWAN(ローラワン)を活用したゲレンデでの実証実験を開始した。

この実証実験では、位置情報を取得できるLoRaWAN対応の小型無線通信端末をパトロールスタッフやリフトのスタッフが持っていることで、スタッフの位置情報のリアルタイムな把握を実現し、効率的な人員配置を行うことや遭難や迷子といった緊急時に無駄のない対応を行うことが可能となる。これにより、ゲレンデ利用者への迅速かつ効率の良いサポートの実現を期待している。また、ゲレンデ利用者が同様の小型無線通信端末を所持することにより、遭難者や迷子の早期発見などへの応用も今後の展開として検討している。

LoRaWANは、920MHz帯の免許不要な周波数帯を利用した新しい無線通信規格で、従来の無線と比較して省電力で広範囲をカバーする事ができるため、電源の確保が難しい場所や従来の無線では電波が届きにくい場所でも利用することができる。LoRaWANを活用することで、山や河川、農場などの屋外からビルやオフィスなどの屋内までさまざまな環境での幅広い利用が期待されている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 流通